エキップは、スキーのジャンル問わず、快適かつ技術向上をサポートするスキーグッズとスキー及びブーツのチューンナップを専門とするショップです。 

                                                                                        〒940-1165 新潟県長岡市水梨町147-1

                                                                                     TEL.0258-23-8166
                                                                                         
(ナビゲーション登録の際には住所登録お願いいたします。)
 
 
 
   
チューンナッパーと言うと、職人的イメージと思われますが、エキップチューンナップは職人と言うより、サポーター的な存在でありたいと考えてます。   
   スキーヤーがより楽しく、早く、うまく上達する事を願い、手助けが出来ればと言う思いで、サポーターとしての考え方をしてます。
 サポートする為に、使うスキーヤーの立場で、ご希望をお聞きし、現場情報収集と技術へのが必要ですので、日々作業内容への研究・調査は欠かしません。
 県内・国内主要大会への現場(コース・雪質・天候)とスキーヤーの技術を知る事により、よりそのスキーヤーの手助けとなる仕上げを提供出来ると考えます。

 
  使用する機器や用具への、こだわり
① 1986年に 県内でいち早く、ストーン・グライディング・マシーンを導入し、現在は3台目の「ウィンターシュタイガー社」のMICRO1500を使用しており
   自らメンテナンスと改良を行い、エキップのブレーン(弱電・電気・配電スペシャリスト)による、改造を加える事で様々なリクエストへ対応出来ように調整してます。

② 滑走面はあくまでも『フラット』を基準に仕上げる為、コンピューター制御のストーングライディング・マシンで時間を惜しまずフラットな滑走面仕上げにします。
   ストラクチャー処理は滑走性を上げるツールとしての役割もありますが、本来は、固い滑走面を 「ケバ立ち」を抑えてフラットに加工する為に開発された研磨機で、
   手の圧で抑えた(職人的手加減ではなく)研磨ではなく、慣れれば誰でも使える自動送りによる一定圧を保ちながらスキー全体を均一に研磨削てくれる優れた機器です。

③ シャープナーは切れ味と、エッジ仕上げ時のシャープさを保てる、オーストリアツール・ブランドの『Snoli 』を使用 し、専用スリーブとテープによる角度付けを行います。
   そのスキー自体のポテンシャルを最大限発揮し、乗り手(スキーヤー)の希望するスキー操作性にする為、エッジの滑走面側の角度(ベースビベル:垂らし加減)が重要で、
   使用した際の感想や、リクエスト加味して角度をご相談の上、決めて行きます。ベースビベル角度は:0,5度~2度(0.5度単位)と滑走面からビベルを付けるスペシャル仕上げ。
   一般の方がエッジ研磨で苦労する、サイドウォール部のボーダー(エッジの上部)の処理はSWIXのプロカッター(未発売)でカットする事でより正確な角度研摩を可能にしてます。

④ サイド角度は最も正確角度ガイド;MsWING社(販売終了品)のローラーガイドとKUU社のガイドを使い分け、90度~86度(1度単位)までの希望角度で仕上げます。
   エッジ最終仕上げにはローラーシャープナーガイドを使用する為、滑走面に、エッジの削りくずが付きずらく、傷も付けずに仕上げる事が可能です。

⑤ エッジ最終仕上げには、Briko社のFINGER STONE(販売終了品)、上の白い柔らかい砥石で仕上げをする事で県内の湿った・抵抗のある雪質でもスムーズなエッジ操作が可能。
   又、アルペン競技者向けには、「ダイヤモンド」#1500のファイルを仕上げに使用し、よりシャープで、エッジのシャープさを保てるように仕上げます。
   焼きが入った箇所(メーカーの機械仕上げエッジに多々焼きが入ってます)を研磨する、タングステン・カーバイトファイル(下から2番目)

⑥ 滑走面最終仕上げには、Holmennkoolコンビブラシ(真ちゅう)・フィニッシュブラシ でブラッシングし毛羽立ちを 取った後、クリーニングワックスを処理します。

⑦ ワキシングの際には、ワキシングシート(織りの無い不撚紙) を使用し、アイロンは「デジタル・アイロン」で一定の温度で、2~3回のワキシングを施します。
   ワックスが冷えた後のブラシングはGALLUMの「ボア・ブラシ」(静電気を防止し、毛羽立ち取り除きながら、ブラッシィング可能)を使用してつややかな状態に仕上げます。 

 チューンナップに使用する用具
           
使用用具1式  Snoliのシャープナー  SWIXのプロ用カッター  フラットゲージと砥石  Msローラーガイド(角度別)  ブラシ類 
           
                                                            

チューンナップに使用する機器   
           
 
 チューンナップ室 全景 WS-MC1500エキップ改造    安定したワキシングが可能な ワックスフィーチャー  リペア器具 (塩ビ熔接・圧着機)
使用後は整理整頓と掃除   古い型ですが改造で対応   デジタルワクサーを使用  赤外線でワックスを浸透させます 穴埋め、切り貼り、接着します 
           

サイドウォールとエッジの仕上げ方について